広島市立広島工業高等学校
自動車科 教諭
山本 貴彦氏
●機械保全技能検定の利用実績(2021年度 第1回目の受検人数):3級 機械系保全作業:56名
●その他の推奨資格:自動車整備士、乙種危険物取扱者、金属熱処理など
本校は大正13年、勤労青少年のための夜間学校「広島市工業専修学校」として創立され、昭和39年には全日制を設置して、全定併設の工業高校となりました。
定時制は、令和3年に閉課程になりましたが、「自主・敬愛・勤労」の校訓のもと、令和6年には創立100周年を迎えます。
現在700余名の生徒が、機械科・自動車科・電気科・情報電子科・建築科・環境設備科の6学科で、専門性を生かしたスペシャリストとして将来の日本のものづくりを支える人材となるよう、専門分野の学習や資格取得に取り組んでいます。
その結果、ジュニアマイスターの認定者が100名を超えて全国ベスト30入りを果たし、全国工業高等学校長協会より3年連続でジュニアマイスター学校表彰を授与されることで、生徒のモチベーションアップにつながっています。
自動車科では、国家資格の自動車整備士に力を入れているだけでなく、あらゆる製造業でも活躍が見込める機械や金属に関する知識定着のために、技能検定である「機械保全」や「金属熱処理」等の資格取得も推奨しています。
下記の体験談は、生徒の受検動機は将来を見据えたものであり、機械保全技能検定を含め多数の資格取得に励んでいるものです。
私は、機械保全技能検定が就職するうえで必要な資格であると思い、3級機械保全技能検定を取得しました。
検定に向けては、過去問題の反復練習をするとともに、実技試験対策として、工具の実物を見る・触る機会を設けて体で覚えるよう心掛けました。
機械保全技能検定の勉強をしていくなかで、学校の設備に目を通すようになったことや反復学習、工具を見て触って覚えていく学習を重ねたことは、他の資格試験にも活用できるため、良い経験となりました。
私は、機械保全技能検定が製造業に就職した場合、必須となりうる資格であるということで受検をしました。
検定に向けては、過去問題を反復学習するだけでなく、受検した先輩方の報告書を活用することで対策を行いました。そのほかにも、自宅で学べるオンライン学習を通じて、知識の定着を図ることができました。
工具の名称や使用用途についての理解を深めることができたおかげで、実技科目の作業がスムーズに実施できるようになりました。
特に機械保全技能検定については、学校の授業内で扱う内容が試験対策にもつながっていることから、資格取得に励む生徒が非常に多くなっています。
さらに授業だけではなく、生徒の多くは、朝・昼・放課後の隙間時間(10×3=30分間)を活用して過去問題を解く反復学習をするほか、工具の実物を見て・触って覚えることを大切にしています。
また、学校内の補講以外にも若年技能者人材育成支援等事業として、ものづくりマイスターによる実技指導を行うことで、資格のための勉強ではなく、現場で必要とされる技術を身につけています。
このような取組みによって、全国の平均合格率より高い合格率を毎年維持することができ、直近2年間では合格者89名、合格率90%を超える結果につながっています。
機械保全技能検定の資格を取得したことで、「学校の設備に目を向けるようなった」、「実技科目での作業がスムーズになった」などの声もあることから、生徒の視野を広げることや授業に対しての意欲・関心を高めるきっかけにもつながりました。
今後も幅広い分野で活躍できる技術者を目指すべく、「機械保全技能検定3級」の受検を勧めていきたいと思います。
工業高等学校など
高等専門学校
大学
職業訓練校
広島市立広島工業高等学校
自動車科 教諭
山本 貴彦氏
●機械保全技能検定の利用実績(2021年度 第1回目の受検人数):3級 機械系保全作業:56名
●その他の推奨資格:自動車整備士、乙種危険物取扱者、金属熱処理など
本校は大正13年、勤労青少年のための夜間学校「広島市工業専修学校」として創立され、昭和39年には全日制を設置して、全定併設の工業高校となりました。
定時制は、令和3年に閉課程になりましたが、「自主・敬愛・勤労」の校訓のもと、令和6年には創立100周年を迎えます。
現在700余名の生徒が、機械科・自動車科・電気科・情報電子科・建築科・環境設備科の6学科で、専門性を生かしたスペシャリストとして将来の日本のものづくりを支える人材となるよう、専門分野の学習や資格取得に取り組んでいます。
その結果、ジュニアマイスターの認定者が100名を超えて全国ベスト30入りを果たし、全国工業高等学校長協会より3年連続でジュニアマイスター学校表彰を授与されることで、生徒のモチベーションアップにつながっています。
自動車科では、国家資格の自動車整備士に力を入れているだけでなく、あらゆる製造業でも活躍が見込める機械や金属に関する知識定着のために、技能検定である「機械保全」や「金属熱処理」等の資格取得も推奨しています。
下記の体験談は、生徒の受検動機は将来を見据えたものであり、機械保全技能検定を含め多数の資格取得に励んでいるものです。
私は、機械保全技能検定が就職するうえで必要な資格であると思い、3級機械保全技能検定を取得しました。
検定に向けては、過去問題の反復練習をするとともに、実技試験対策として、工具の実物を見る・触る機会を設けて体で覚えるよう心掛けました。
機械保全技能検定の勉強をしていくなかで、学校の設備に目を通すようになったことや反復学習、工具を見て触って覚えていく学習を重ねたことは、他の資格試験にも活用できるため、良い経験となりました。
私は、機械保全技能検定が製造業に就職した場合、必須となりうる資格であるということで受検をしました。
検定に向けては、過去問題を反復学習するだけでなく、受検した先輩方の報告書を活用することで対策を行いました。そのほかにも、自宅で学べるオンライン学習を通じて、知識の定着を図ることができました。
工具の名称や使用用途についての理解を深めることができたおかげで、実技科目の作業がスムーズに実施できるようになりました。
特に機械保全技能検定については、学校の授業内で扱う内容が試験対策にもつながっていることから、資格取得に励む生徒が非常に多くなっています。
さらに授業だけではなく、生徒の多くは、朝・昼・放課後の隙間時間(10×3=30分間)を活用して過去問題を解く反復学習をするほか、工具の実物を見て・触って覚えることを大切にしています。
また、学校内の補講以外にも若年技能者人材育成支援等事業として、ものづくりマイスターによる実技指導を行うことで、資格のための勉強ではなく、現場で必要とされる技術を身につけています。
このような取組みによって、全国の平均合格率より高い合格率を毎年維持することができ、直近2年間では合格者89名、合格率90%を超える結果につながっています。
機械保全技能検定の資格を取得したことで、「学校の設備に目を向けるようなった」、「実技科目での作業がスムーズになった」などの声もあることから、生徒の視野を広げることや授業に対しての意欲・関心を高めるきっかけにもつながりました。
今後も幅広い分野で活躍できる技術者を目指すべく、「機械保全技能検定3級」の受検を勧めていきたいと思います。
工業高等学校など
高等専門学校
大学
職業訓練校