東京電機大学
工学部 機械工学科 技術職員 特級技能士
涌井 正典氏
●涌井氏の保有資格
1級機械保全技能士、特級金属プレス技能士、1級金型製作技能士、1級機械加工職種(マシニングセンター作業)技能士
●涌井氏の経歴と実績
平成20年より入職し、工業高校教員を目指す学生のために技能士養成をはじめる。
近年では、毎年50名近い学士技能士・修士技能士を輩出しており、2級以上の技能士取得した学生は研究所や大手企業に採用されている。
現在は、関東圏における工業高校・高専の国家マイスターとしても活躍されている。
その他、機械保全技能検定公式サイトに掲載している参考書籍を編著されている。
URL:https://www.denkishoin.co.jp/products/view/1389
●機械保全技能検定の利用実績(2021年度の受検人数 学生職員含む):特級:1名、1級 機械系保全作業:3名、2級 機械系保全作業:16名、電気系保全作業:11名、3級 機械系保全作業:15名、電気系保全作業:12名
●その他の推奨資格:機械加工(普通旋盤、フライス盤、マシニングセンター)、設計製図
本学は、「技術で社会に貢献する人材の育成」を使命とし、建学の精神「実学尊重」、教育・研究理念「技術は人なり」のもと、学生・生徒主役の優れた教育を目指しています。
機械工学科では、材料・機械・流体・熱の4力学の学びに重点を置き、技術革新の激しい現代社会で幅広く活躍し、先端を切り拓ける機械工学技術者を育成します。
機械保全技能検定を受検する理由としては、機械設備や工作機械は長年十分に使えるようメンテナンスする必要があり、そのためには構造や部品の知識を熟知し、技能習得する必要があるからです。ものづくりの場合にも、機械要素部品の知識が数多く必要であり、どちらの知識を習得するにも最適な資格であるといえます。
さらに技能士を取得することで、就職活動や国立大学などの研究機関において履歴書に技能士を記入することで書類選考が優遇されることも多いため、一石三鳥(技能士取得・確かな技能・より良い進路先)となっています。
学習方法については、教職員をはじめとして、すでに1・2級技能士を取得した学生や卒業生からもサポートできる環境を整えることで、2級の合格率は50%以上となっています。(2級機械系保全作業、電気系保全作業の合格率は全国で毎年おおよそ30%前後)
卒業生からは学生のお手伝いや就職先での近況報告などを行い、後進の就職活動にも非常に役立っており、資格取得を通じて良い循環となっています。
高い合格率を維持する本学での学習方法について、簡単にご紹介します。
(1)実技から行い3級の内容を熟知させ、学科過去問に反映させる
(2)実技問題はカードケースにテーマ毎の問題を複数作って、1問7分で実施する
(3)正当率80%以上となるように訓練し、その都度教材と共に問答を繰り返し、学生間でも実施する。3級終了後に2級内容に進む。2級の半分程は3級の内容なので熟知する
(1)自作の電気盤・教材を用いてa接点・b接点を教えリレーの構造・役割を学習する
(2)各回路の配線練習を行い、1回目で自己保持回路まで進める
(3)白ランプ(2回目)・黄色ランプ(3回目)屑配線を利用し時短も含めて練習する
(4)配線を熟知した後、配線の結線練習に移行し時間内に終わるように訓練する
(5)2級技能士や卒業生などから故障診断用電気盤で課題提供してもらい後進伝授する
(6)実技をとことん訓練したのち、学科に移行し、過去問等で訓練する
(7)2級はPLCの練習や参考書籍を用いて学習を行い、先輩らから訓練を受ける
また、本学の特徴として、学生職員制度(働く学生入試選考)があります。
昼間は実験・実習の補助業務を行い、夜間は学生として勉強、またその逆もあり、働きながら学べる制度を利用することで充実した学生生活を実現しています。
その特徴を活かし、大学1年生で2級技能士を取得できれば、大学4年生では実務経験年数が2年以上となり、1級の受検資格を得ることができます。
(すでに2名の学生が大学4年生で機械系保全作業1級を取得)
今後も在学中に機械保全技能士1級を取得することや複数作業で機械保全技能士2級を取得できる環境を整え、よりよい就職に結びつけるためにも、年間100人以上の活躍する電大技能士を輩出したいと思います。
工業高等学校など
高等専門学校
大学
職業訓練校
東京電機大学
工学部 機械工学科 技術職員 特級技能士
涌井 正典氏
●涌井氏の保有資格
1級機械保全技能士、特級金属プレス技能士、1級金型製作技能士、1級機械加工職種(マシニングセンター作業)技能士
●涌井氏の経歴と実績
平成20年より入職し、工業高校教員を目指す学生のために技能士養成をはじめる。
近年では、毎年50名近い学士技能士・修士技能士を輩出しており、2級以上の技能士取得した学生は研究所や大手企業に採用されている。
現在は、関東圏における工業高校・高専の国家マイスターとしても活躍されている。
その他、機械保全技能検定公式サイトに掲載している参考書籍を編著されている。
URL:https://www.denkishoin.co.jp/products/view/1389
●機械保全技能検定の利用実績(2021年度の受検人数 学生職員含む):特級:1名、1級 機械系保全作業:3名、2級 機械系保全作業:16名、電気系保全作業:11名、3級 機械系保全作業:15名、電気系保全作業:12名
●その他の推奨資格:機械加工(普通旋盤、フライス盤、マシニングセンター)、設計製図
本学は、「技術で社会に貢献する人材の育成」を使命とし、建学の精神「実学尊重」、教育・研究理念「技術は人なり」のもと、学生・生徒主役の優れた教育を目指しています。
機械工学科では、材料・機械・流体・熱の4力学の学びに重点を置き、技術革新の激しい現代社会で幅広く活躍し、先端を切り拓ける機械工学技術者を育成します。
機械保全技能検定を受検する理由としては、機械設備や工作機械は長年十分に使えるようメンテナンスする必要があり、そのためには構造や部品の知識を熟知し、技能習得する必要があるからです。ものづくりの場合にも、機械要素部品の知識が数多く必要であり、どちらの知識を習得するにも最適な資格であるといえます。
さらに技能士を取得することで、就職活動や国立大学などの研究機関において履歴書に技能士を記入することで書類選考が優遇されることも多いため、一石三鳥(技能士取得・確かな技能・より良い進路先)となっています。
学習方法については、教職員をはじめとして、すでに1・2級技能士を取得した学生や卒業生からもサポートできる環境を整えることで、2級の合格率は50%以上となっています。(2級機械系保全作業、電気系保全作業の合格率は全国で毎年おおよそ30%前後)
卒業生からは学生のお手伝いや就職先での近況報告などを行い、後進の就職活動にも非常に役立っており、資格取得を通じて良い循環となっています。
高い合格率を維持する本学での学習方法について、簡単にご紹介します。
(1)実技から行い3級の内容を熟知させ、学科過去問に反映させる
(2)実技問題はカードケースにテーマ毎の問題を複数作って、1問7分で実施する
(3)正当率80%以上となるように訓練し、その都度教材と共に問答を繰り返し、学生間でも実施する。3級終了後に2級内容に進む。2級の半分程は3級の内容なので熟知する
(1)自作の電気盤・教材を用いてa接点・b接点を教えリレーの構造・役割を学習する
(2)各回路の配線練習を行い、1回目で自己保持回路まで進める
(3)白ランプ(2回目)・黄色ランプ(3回目)屑配線を利用し時短も含めて練習する
(4)配線を熟知した後、配線の結線練習に移行し時間内に終わるように訓練する
(5)2級技能士や卒業生などから故障診断用電気盤で課題提供してもらい後進伝授する
(6)実技をとことん訓練したのち、学科に移行し、過去問等で訓練する
(7)2級はPLCの練習や参考書籍を用いて学習を行い、先輩らから訓練を受ける
また、本学の特徴として、学生職員制度(働く学生入試選考)があります。
昼間は実験・実習の補助業務を行い、夜間は学生として勉強、またその逆もあり、働きながら学べる制度を利用することで充実した学生生活を実現しています。
その特徴を活かし、大学1年生で2級技能士を取得できれば、大学4年生では実務経験年数が2年以上となり、1級の受検資格を得ることができます。
(すでに2名の学生が大学4年生で機械系保全作業1級を取得)
今後も在学中に機械保全技能士1級を取得することや複数作業で機械保全技能士2級を取得できる環境を整え、よりよい就職に結びつけるためにも、年間100人以上の活躍する電大技能士を輩出したいと思います。
工業高等学校など
高等専門学校
大学
職業訓練校